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更新日
06/10/02

稲刈りも進み新米の季節を迎えました。美味しさと反比例し米価は下がっているようです。米を含む「食料自給率」というものは国力を表す指標の一つだと考えています。極端な例ですが農業貿易が全て停止された場合に日本の食糧は現状では半分以下(46%)になってしまいます。

その様な話を友人としていて「そうなったら外国に謝るしかないだろう」という意見に対し、私は「食料自給率を100%以上にしてから交渉の席に着くべき」と主張しました。オーストラリアやニュージーランドは軍事力が低くても強気の外交が出来ます。背景に食料への不安が無く外交上不利な状況に置かれたとしても食べてはいける。という自信があるからです。食料自給率引き上げに対する早期かつ具体的な政策が必要だと思います。

ちなみに山形県はGDPに占める農業比率は6%ですが食料自給率はカロリーベースで122%、生産額ベースで171%です。自給率が高くGDP比が低いという事はそれだけ米価が下がっている事になります。

さて、政策といえば新内閣が発足しました。伊吹文明 文部科学大臣が小学校の英語必修化に対し疑問を持つ発言をされておられました。

私的には小学校の英語教育は必要無いと考えています。英語を取得すれば国際人になれるとは思いません。英語を学ぶ時間は日本文学や事典の読書時間にすれば良いと思っています。

国際人とは国境に捉われず自分を表現でき多くの人に尊敬される人を指します。英語圏で生活できるだけの人を国際人とは呼びません。国際人として重要なのは言語ではなく単語と意味と用法、いわゆる知識と言葉です。

日本語で議論を行ったとしましょう。知識と言葉を多く知っている人が勝ちます。専門的な知識と具体的な言葉を用いた論法に勝つには同等かそれ以上の知識と言葉が必要となります。それが議論です。

では英語ではどうでしょう?英語を話せるだけでは勝てないのは明白に分かります。何語だろうと議論に勝つ為に必要なものは変わらないのです。

和英辞典で調べたいと思う日本語をどれだけ知っているかが重要です。全く英語を習得していない状態で、和英辞典で調べたいと思う言葉が1/3の人だけの人よりも2/3ある人の方が知識と言葉が豊富で表現できる範囲が広いという事になります。前者より後者の方が学習に対する意欲が高いので英語の取得に対しても積極的に取り組めるでしょう。

国連の場に於いて幼い表現で英語の演説をする日本国総理大臣を見て素晴らしいとは思いません。日本語でも自らの意思を多様な表現の言葉に乗せ相手に伝えようとする姿勢に誇りを見るのです。

オーストラリア人とラグビー議論になり最後は方を組んで笑いながら酒を酌み交わすようなWinWinのコミュニケーションが大好きな私はそう思います。

ちなみに私が取得している言語は山形弁とBodyLanguageです。

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