ストーブ

更新日
04/10/30

晩秋の季節、そろそろストーブが恋しくなってきました。寒い外から家の中に入った時のストーブの暖かさはなんとも言えない嬉しさがあります。

ストーブと言えば、野球のオフシーズンをストーブリーグと言いますね。今年のストーブリーグ新規参入が大きな注目となっています。仙台にフランチャイズ球団が出来ればシンクタンクの概算で東北に200億円の経済波及効果があるとか。良い事です。それ以上に近くて「本物を生で見られる」という意味は大きな物だと思います。

新規参入に名乗りを上げているのがLivedoor、楽天が仙台をフランチャイズに新規参入、SOFTBANKがダイエーホークスの買収を表明しているわけですが、3社ともいわゆるIT企業と言われています。なぜIT企業が球団経営に興味を示すのでしょうか?

日本のプロ野球のオーナー企業はその時代で強い経営力を持った企業が多いです。そして、そこには時代に合った経営と判断が適切に行えているという側面もあると思います。

これまで球団を持つ事の意味は様々ありました。宣伝、企業イメージの向上、本業への経済効果など球団と企業(本業)は直接的な関係で球団経営は宣伝広告の一部という認識があったかのように思います。

しかし、この3社は違うアプローチをするのではないかと思っています。3社ともWeb上に於いて「大手ポータル(入口)」といポジションにあります。ブラウザのスタートページになる場合が多く、そこから始まって様々なサービスを自社もしくは関連会社で提供し、利益を上げる事に重点を置きます。人それぞれ入口は違えどトータルで一つの会社の利益とする方法です。その中で特定のユーザに対して特化した付加価値を設ける事でヘビーユーザとして取り込みます。分かりやすい例としてはSOFTBANK傘下のYahoo!とYahoo!BBです。Yahoo!BBユーザはYahoo!内のサービスを格安か無料で提供を受ける事ができたりします。結果的にユーザとSOFTBANKの関係はより深くなります。これを球団経営にも利用していくと思います。

球団を一本の有名な果樹、企業を果樹園に置き換えれば、

その果樹は果樹園のイメージを向上させる。その果樹に足を運ぶまでの運賃を利益とする。その果樹を持つ事で顧客が直接訪れなくても果樹園の知名度を上げる。

これらが既存の球団と企業の関係とするとその果樹を目的として訪れた顧客に他の果樹にも興味を持たせ、他の果樹が好きな顧客にも有名な果樹の実の味を教えて果樹園全体の利益をあげる。これが目的なのでは?と感じています。

ちなみに私はストーブで暖まっている部屋でみかんを食べるのが好きです。

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